確定拠出年金(iDeCo)のおすすめの運用方法【ファイナンシャルプランナーうっちゃん】

この記事でわかること

  • 確定拠出年金の運用とはどの金融商品にいくらお金を入れるのか決めること。
  • 株式投資信託の割合を増やすほどお金の増減は大きくなるが、最終リターンが高くなると期待できる。
  • おすすめの運用方法は年齢に合わせて株式投資信託の割合を調整することです。

こんにちは、ファイナンシャルプランナーのうっちゃんです。

今回は確定拠出年金のおすすめの運用方法について紹介します。

確定拠出年金ができた背景はこちら

確定拠出年金セミナーはこちら

★家計屋本舗の紹介動画★

確定拠出年金のおすすめの運用方法学ぶなら家計屋本舗にお任せ

確定拠出年金のおすすめの運用方法学ぶなら家計屋本舗にお任せ

あなたは親から「大人になったら堅実な資産運用をしてお金を増やすんだよ」と教わりましたか?

ほとんどの人は親からお金の話を教わったことがないと思います。

なぜなら親自身もお金の教育を受けておらず、自分流でやりくりしていたら生活できたからです。

前回の記事では確定拠出年金ができた背景を紹介しました。

確定拠出年金のメリットやデメリットは多くのサイトで紹介されています。

しかし、実際に始めると多くの方が「運用って何?」となるのではないでしょうか?

まずは確定拠出年金の制度をおさらいし、具体的な運用方法について紹介します。

確定拠出年金の制度概要をおさらいで紹介します

確定拠出年金の制度概要をおさらいで紹介します

確定拠出年金の制度概要をおさらいします。

確定拠出年金のステップを大きく分けると拠出、運用、受け取りに分けられます。

掛け金は事業主、もしくは加入者が支払い、運用に回します。

運用は加入者が行い、運用の責任は加入者が負います。

運用とはどの金融商品にいくらお金を入れるかです。

金融商品には定期預金、保険、投資信託などがあります。

拠出と運用を繰り返し、原則60歳以上になるとお金を引き出せるようになります。

いろんなセミナーではメリット・デメリットが強調されていますが、具体的な運用に関しては説明が不足しているのではないでしょうか?

そこで、次に具体的な運用方法について紹介します。

確定拠出年金の具体的な運用方法を紹介します

確定拠出年金の具体的な運用方法を紹介します

確定拠出年金では拠出と運用を繰り返すと紹介しました。

運用とはどの金融商品にお金をいくら入れるかを選ぶことです。

金融商品には元本確保型元本変動型があります。

元本確保型には主に定期預金保険があります。

どちらもなじみがあり、わかりやすいのではないでしょうか。

元本変動型には主に投資信託があり、株式や債券、不動産、コモディティの価格指標に連動する投資信託があります。

さらに、元本変動型にはバランス型として投資信託を組み合わせたような商品があります、

投資をしたことがない人には元本変動型はなじみがなく、わかりにくいでしょう。

まずは投資信託の概要を学び、さらに株式や債券について一緒に学びましょう。

投資信託とはみんなからお金を集めてプロが運用する商品

投資信託とはみんなからお金を集めてプロが運用する商品

投資信託とはみんなから集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が債券や株式などに投資・運用する商品です。

投資先には国内だけでなく、アメリカなどの海外も選ばれます。

投資信託の見方としては基準価額ベンチマークを見るとよいでしょう。

基準価額とは要するに投資信託の価格です。

基準価額が大きくなるほど、お金が増えていると考えられます。

ベンチマークとは運用の参考にする指標です。

例えば日本の株式市場でいえば、日経平均株価やTOPIXなどの指標があります。

どのベンチマークを使っているかで運用成績も変わってくるので、チェックが必要です。

次に株式と債券とは何かを紹介します。

債券はお金を借り入れるもの、株式は資金を募るもの

債券はお金を借り入れるもの、株式は資金を募るもの

債券とは国や地方自治体、企業が投資家からお金を借り入れるために発行する証券です。

うっちゃん、90万円貸してー。

わかりました。
3年後に100万円で償還し、さらに表面利率5%(毎年5万円)で返済してください。

鬼畜すぎ~(´;ω;`)

これが債券です。

債券のリターンは購入価格と償還価格との差、および利息からなります。

これらは債券を購入するときに購入価格、償還価格、利息が決まっているため、リターンは債券を買った時点で決まることになります。

つまり債券にはリターンの上限があるのです。

一方で株式はどうでしょうか?

株式とは企業が投資家から資金を募るために発行する証券です。

うっちゃん、私に出資してよ。

わかりました。けいちゃんに90万円を出資します。
ただし、配当金をくださいね。あと、議決権も。

ありがとう♡

株式は出資するものであり、お金を借り入れるものではありません。

株式のリターンは購入価格と売却価格の差、および配当金からなります。

配当金は企業業績によって変動します。

売却価格も変動するため、株式のリターンは購入時点で決まっていません。

逆に言えば、株式のリターンには上限がないといえます。

では、債券と株式のリターンはどれほど差があるのでしょうか?

過去のデータを見てみましょう。

長期的な運用では株式の方が債券よりもリターンが高い

長期的な運用では株式の方が債券よりもリターンが高い

こちらは2002年7月から2021年3月までのリターンを比較したグラフです。

2002年7月時点の基準価額を100として計算しました。

グレー系が債券、ブルー系が株式のリターンです。

株式の方が債券よりも最終的なリターンが高くなっています。

しかし、2008年頃や2020年に株価は暴落しており、債券よりも上下に大きく変動しています。

株価が50%も低下した年もあり、お金が減ることに不安になる方も多いでしょう。

それでも長期で運用を続けた方のみが300~400%という高いリターンを得ることができました。

これが投資は長期目線が重要だと言われる理由です。

では、定期預金や債券、株式の投資信託を組み合わせた場合、リターンはどうなるでしょうか?

組み合わせはバランス型商品を理解するために重要です。

シミュレーションした結果をお見せします。

預金と債券・株式を組み合わせるとリターンを下げながらリスクを抑えられる

預金と債券・株式を組み合わせるとリターンを下げながらリスクを抑えられる

定期預金と債券、株式を組み合わせた場合のリターンをシミュレーションしました。

安定型(青)、中位型(橙)、積極型(灰)について、証券会社のパンフレットを参考に割合を決めました。

最初に100万円を上記の割合で入れ、運用した場合の成績を示しています。

安定型は上下の変動が小さく安定していますが、最終リターンも低くなっています。

積極型は上下の変動が大きいですが、最終リターンは高くなっています。

中位型は安定型と積極型の間です。

つまり株式の割合を増やすほど上下の変動は大きくなりますが、最終リターンも高くなるのです。

では、具体的な運用はどうしたらよいでしょう?

ぼくは年齢によって株式の割合を調整するとよいと思います。

家計屋本舗での確定拠出年金iDecoのおすすめ運用方法

若い人は積極型で高いリターンを求め、年齢が高まるにつれて債券や定期預金の割合を高めるとよいでしょう。

具体的なおすすめの商品などは無料セミナーでも紹介しています。

セミナー情報はこちらをご覧いただけると嬉しいです。

セミナーもしくはお店でお会いできることを楽しみにしています。

実際のセミナーの様子はこちら

↓2021.06.24追加

愛媛県民こそ確定拠出年金を学ぶべき3つの理由を紹介しています。

公式ラインでも資産形成に役立つ情報を配信しています。

無料で友だち追加いただけます。

友だち追加

関連記事

マネーセミナー IN広島 Idecoもあるでよを開催します

マネーセミナー IN広島 Idecoもあるでよを開催します

相続のなど税務の相談はやっぱりプロへ!

相続のなど税務の相談はやっぱりプロへ!

フラット35も借り換えは可能です

フラット35も借り換えは可能です

貯金を減らさないために入る保険って?

貯金を減らさないために入る保険って?

老後の不安を解消したい

老後の不安を解消したい

今からでも遅くない お金の学びを始めよう IN広島

今からでも遅くない お金の学びを始めよう IN広島

出生率の数値を意味を知ると高齢化の怖さがわかる

出生率の数値を意味を知ると高齢化の怖さがわかる

マネーセミナー IN広島

マネーセミナー IN広島

知らないと損する相続セミナー|2016年10月22日

知らないと損する相続セミナー|2016年10月22日

コメントを残す

Google口コミ

Google口コミ