あなたはこんな悩みありませんか?
- 自分も確定拠出年金を始めた方がいいのか?
- 確定拠出年金は誰かに相談してから始めたい
- そもそもどんな商品を選んだらいいかわからない…
とはいえ、どこに相談したらいいか?わからずに結局、確定拠出年金を始められないまま放置している人って実は多いんですよ。
そこで今回は、確定拠出年金のことで悩んだときに相談できるところを4つご紹介します。各相談先にはメリット・デメリットがあるので、ぜひ自分にあった相談先を選んでみてくださいね。
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確定拠出年金には2種類ある
そもそも確定拠出年金には、企業型と個人型の2種類があります。なお、違いは以下のとおり。
企業型DC | 個人型(iDeCo) |
---|---|
運用管理機関は決められている 掛け金は事業主が負担する (マッチング拠出を実施している場合は、加入者も上乗せして掛け金を払うことは可能) | 運用管理機関から商品選びまですべて加入者が決める 掛け金は加入者が負担する |
ちなみに企業型DCに加入している方でも、2022年10月からiDeCoを併用しやすくなりました。
いずれにせよ、複利の効果を考えると確定拠出年金を始めるならできるだけ早くにスタートすることをおすすめします。
もし確定拠出年金のことでわからないことがあってまだ始められていないのなら、早めに解決しておきましょう。
確定拠出年金で困ったら、どこに相談すべき?
とはいえ、確定拠出年金ってどこに相談したらいいのか?わかりづらいですよね。確定拠出年金のことで悩んだとしても、どこに相談したらいいかわからない人も多いです。
もし確定拠出年金のことで迷ったら、次に挙げる4つの相談先に相談してみることをおすすめします。
- iDeCo公式サイト
- 運用管理機関の相談窓口
- セミナー
- FP事務所
1.iDeCo公式サイト
まずおすすめするのがiDeCo公式サイトです。iDeCo公式サイトでは確定拠出年金のことがわかりやすくまとめられており、まずはチェックしてみるといいでしょう。
参考:iDeCo公式サイト
さらにiDeCo公式サイトからは、電話相談もできます。しかし電話相談では一般的な相談事項しか相談できません。
あなたが本当に知りたい回答を得られるか?はわからないので、知りたい内容に応じて次に紹介する3つの相談先も活用することをおすすめします。
2.運用管理機関の相談窓口
加入手続きで困ったことがある場合に利用したいのが、銀行や証券会社といった運用管理機関の相談窓口です。
ちなみに企業型DCの場合、運用管理機関が決まっているので直接問い合わせてみるか、お勤め先の担当部署の方に聞いてみると手続き関連のことは解決するでしょう。
iDeCoの場合も運用管理機関に相談するのもありですが、そもそも「どこの運用管理機関を選んだらいいか?」といった相談には適していません。
運用管理機関を選ぶ段階での悩みならば、なるべく中立的な立場である専門家に相談することをおすすめします。
3.セミナー
確定拠出年金を始めるにあたって何から始めたらいいかわからない場合は、体系的に学べるセミナーに参加するのもひとつの手です。
セミナーによっては参加費(有料の場合)や会場までの交通費などがかかるものの、講師に直接質問できるセミナーもあるので積極的に活用していきたいところです。
特に企業型DCに加入している方は「加入者教育」といって、お勤め先で確定拠出年金に関するセミナーをやってくれることも。ぜひいい機会なので、気になったら試しに参加してみてください。
一方でiDeCo加入者向けの確定拠出年金セミナーも、有料・無料問わずたくさん開催されています。さらに最近は会場での開催だけでなく、オンライン形式で開催されることも。
会場まで行けない場合はオンラインで参加できるセミナーも探してみましょう。
なお、家計屋本舗でも初心者向けセミナーを開催しております。詳しくはこちらの関連記事をご覧ください。
4.FP事務所
最後にご紹介するのが、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する方法です。
FPは保険のことだけでなく、年金や家計管理、資産運用などお金のこと全般に詳しい、いわゆる「お金の専門家」なので相談先としてもぴったりなんですよね。
FPに相談すると、運用の相談だけでなく金融資産全体でトータルでアドバイスを受けることができるので、自分にとって最適な商品選びをできる可能性があります。
FP事務所によっては相談料が必要となることもありますが、相談料を払って相談する方が無料で相談するより詳しく相談できることも。
より具体的な相談をしたい方は有料相談も検討してみましょう。
【加入タイプ別】確定拠出年金のおすすめ相談先
ここで、確定拠出年金の加入タイプ別におすすめの相談先をまとめてみました。
企業型DCの場合
手続き関連 | お勤め先の担当部署 運用管理機関の相談窓口 |
---|---|
運用の相談 | セミナー (お勤め先で開催される場合あり) FP事務所 |
企業型DCの方はそもそも運用管理機関が決まっているので、手続き面で困ったことがあればお勤め先の担当部署または運用管理機関の相談窓口に問い合わせすると解決できるでしょう。
ただし、マッチング拠出までやった方がいいか?他の金融資産との兼ね合いなどトータルで相談したい場合はFPに相談してみるのもありです。
iDeCoの場合
iDeCoの場合は運用管理機関から口座開設の手続きまで、全部自分でやらなければなりません。書類のやりとりなどで脱落してしまう方も多く、多くの方はこの段階でつまづいてしまいます。
手続きの段階でわからないことがあれば、積極的に運用管理機関の相談窓口を利用してみてください。
ただし、その前段階である「どの運用管理機関で始めたらいいか?」で悩んでいる場合は、セミナーに参加したりFPに相談するのもありです。
確定拠出年金をほっとくとどうなる?
ここまでは、確定拠出年金のことで悩んだ場合の相談先を紹介してきました。
とはいえ、やっぱりわからないこともあるから「確定拠出年金を始めるのはやめておこう」とか「加入手続きは済んだけれど運用商品は適当に決めておこう」なんて思ってはいませんか?
残念ながら、確定拠出年金をほっておいてもいいことはありません。
ここで、確定拠出年金をほっといた場合に考えられるデメリットを3点ご紹介します。
- 老後資金が足りなくなる可能性あり
- 複利の効果をいかせない
- 自動移管される
1.老後資金が足りなくなる可能性あり
数年前に「老後資金は2000万円必要」というニュースが報じられたのを覚えていますか?老後に必要な金額は一人ひとり違うので、実はこの2000万円という金額では足りない人も出てきます。
とはいえ、貯金だけで老後資金を作るのは大変ですよね。そこで用意されたのが確定拠出年金という制度なのです。
関連記事:確定拠出年金(iDeCo)ができた背景
こういった理由で導入された背景があるからこそ、確定拠出年金のことはわからないからという理由だけでやらないのは、老後破綻するリスクが高まってしまいます。
確定拠出年金を始めないならNISAなどで運用するなど、ほっておかずに自分にはどんな資産形成が合っているか?この機会に考えてみましょう。
2.複利の効果をいかすなら、早くスタートした方が有利
確定拠出年金は基本的に「投資」なので、複利の効果をいかすならできるだけ早くに始める必要があります。
- 確定拠出年金を始めるか迷って、ついついあと延ばしにしている
- 加入手続きは済ませたけれど、運用商品を選びきれずにとりあえず元本保証型商品を選んでいる
といった場合、複利の効果をいかすことができません。複利の効果をいかせないと最悪の場合、年金資産をうまく形成できない可能性だってあります。
基本的に老後資金を準備するならできるだけ早くにスタートした方が有利です。老後のことが心配ならぜひ早めにスタートできるように準備していきましょう。
3.自動移管される
企業型DCに加入していた方が、転職・退職により加入者の資格を喪失した場合、6ヶ月以内に資産をiDeCoまたは他の企業型DC等に移管しなければ、国民年金基金連合会に自動移管されてしまいます。
自動移管されてしまうと、
- 資産の運用ができなくなる
- 管理手数料がかかる
- 自動移管中の期間は、通算加入者等期間に算入されない
このようにデメリットしかありません。
6ヶ月という期間は意外にも短く、あっという間にすぎてしまうことも。転職・退職したら忘れずに手続きするようにしてくださいね。
なお移管手続きでわからないことがあれば、転職先の担当部署もしくは運営管理機関に問い合わせてみましょう。
確定拠出年金の悩みはFPに相談してみよう
確定拠出年金のことでわからないことがあったら、FPに相談することをおすすめします。手続きで困ったことがある場合は運用管理機関へ相談した方が早い場合もありますが、
- どの運用管理機関を選ぶべき?
- どの商品を選べばいい?
- いつ受け取るのがベスト?
といったことで迷ったら、資産全体を見てアドバイスができるFPに相談するのがいいでしょう。
なお家計屋本舗では、保険のことだけでなく確定拠出年金のこともご相談いただけます。
松山にある店舗での相談だけでなく、オンラインでの相談もOK!まずはお気軽にお問い合わせくださいね。